6月25日(日)梅雨っぽい
小川君の更新から数えると2か月ぶり、僕が最後に更新したものからだと5か月ぶりの更新になるみたいね。
世が世なら斬首よね。のちに河原にさらされるやつよね。京都だと三条とか六条あたりでカラスとかにやわらかい部分をついばまれちゃってるところよね。
あ、全然関係ないけど、石川五右衛門っていたじゃない。あの大泥棒で有名な。
五右衛門ってさ、なんか凄い江戸のイメージない?僕はあるのよ。勝手をして申し訳ないのだけど、小川君も五右衛門と言えば江戸だと思い込んでいる人だという前提で話を進めさせてもらうね。僕たち勘違いしているみたいなんだ。
実は五右衛門って、安土桃山時代、もっと言えば豊臣秀吉が政治の実権を握ってた時代、真田丸の半ば過ぎあたりの時代の大泥棒っぽいんだ!
江戸じゃなくて京都!東じゃなくて西の大泥棒っぽい!さらし首調べようと思ってウィキペディア開いてたら載ってたよ!
僕たちはナムコのがんばれゴエモンシリーズにまんまと騙されていたんだ。製作者の都合のいいように、遊び手がより想像しやすい時代に変えられていたんだ。恐ろしいことよ。
いや、でも絶妙ではあるのよね。あっぱれだと思う。江戸の大泥棒、石川五右衛門。しっくりくるものね。いや、安土桃山と言われても金屏風に二頭の獅子しか思い浮かばないもの。社会の資料集に載っていたあの絵しかしっくり来ないものね。五右衛門とか織田とか豊臣とかよりもあの金バックの二頭の獅子よ。
なにはともあれ待たせてごめんね。毎日、二人が綴っていくという当初のコンセプトがズタボロだね。ただ、これからもこの日記を続けていく意志自体はゴリゴリにあるからこれからも宜しくね。
この半年弱でいろいろなことがあったね。いろんな面白い劇をみたし、ヨーロッパ企画、主催の上田誠さんが『来てけつかるべき新世界』で岸田國士戯曲賞を受賞したし、僕も声で少し出演させてもらったもんだから授賞式にお邪魔させてもらったり。
本当に本当に嬉しかったよ。ヨーロッパ企画さんが受賞したこと、そうした作品に自分も少しながらでも参加できたこと。劇団の息吹を強く感じれたこと。本当に良かった。
あ!あと、この春からチョップのマネージャーが大学生になっていたみたいね。それで、小川君とマネージャーで京都学生演劇祭に「ヲサガリ」として出場するらしいじゃない。
えらく滑り込んだね。膝小僧ずるむけの滑り込み具合よ。下手したら痕になっちゃうタイプの擦り傷よ。
けど関係ないよね。いい作品がそこにあれば。僕は楽しみにしているよ。
あー、あとテロ等ね。テロ等の法案が成立したね。めちゃくちゃ個人的な意見を言うけど、本当に必要なのかしらね。テロ等。ざーっと歴史の教科書思い出すと、力を持った側が体制とか反体制とか決めれる権利持ちがちだから、テロ等見てると不安になるよ。
力、力呼びがちだしね。人、力に酔いがちだしね。深淵を覗く時、深淵もこっちを覗いているらしいからね。
まぁ、そんなところで。
他にも話したいことはたくさんあるけれど、ちょっと会って喋りたいな。なにはともあれ小川君!次の更新、頼んだ!お願いします!いつも通りグッドな感じで!