8月8日(月)殺人日射
久しぶりに、この交換日記を開いて呼吸が止まりそうになったよ。
3週間もとめている。そりゃ梅雨もあけるし、セミも鳴くわね。
気付くと笑の内閣さんの東京公演も終わり、マゴノテさんのイベント(実は出ていた!)も終わりぽっかりと次回公演まで間が空いてしまうことになったよ。
内閣の公演みてくれてありがとう。うん。あのシーンは高間さんのある程度フリーハンド演出が冴えに冴えたシーンで立芸の先輩である僕と後輩の藤井君。そしてアドバイザーとして、実は同輩の丸山交通公園くんと一緒に楽しく作ったシーンだったから、喜んでもらえてうれしいよ。楽しかった。ヒップアタックもお見舞い出来たしね。
イエティさんの公演、確かに主人公の名前オガワさんだったね。
客席側があの世。確かにね。お芝居を観た後、なんかすごく爽快感があってさ。たくさん笑ったからというのもあるのだけど、なんかそういうのとは別に心が軽くなった気がして。あの世からこの世のドタバタを見るみたいなのがとても気持ちのいい客観視の時間でもあったのかなあ。
チョップの20公演はマンネリ以外にも、意味とか、空虚とか、逃げたさとか、暑さとか、空腹とか、パンチを繰り出さなきゃいけない相手が多かったね。
あ、そうそう、ポケモンGOが流行っているね。流行っているよね?
配信当日の夜に二条駅がトレーナーで埋め尽くされていたのは見たのだけど、その後身の回りではこれぞといったGOにまつわるエトセトラがなくて。
まぁ、けども、ニュースでやくみつるさんが吠えたり、ほかの人達が諌めたりしているからきっと流行っているよね。
僕ね、最初は何がポケモンGOだと。
フシギダネと過ごした小学生時分を思い出し、街を走り、野をゆくには主にメンタルがついていけないし、なんというか性に合わない。興じづらいなと思ってしまってたんだ。
でも、なんというか僕の想像力のしょぼさとみんながワイワイしている中に入っていけない悔しさがないまぜになってすねていただけで、ポケモンGOは未来の匂いがふんだんに詰まった素敵ゲームなのかもしれない。
なんというのだろうか、モンハンとか他のネットゲームみたくネットの中にまったく別の世界を作り上げてその中で遊ぶとかじゃなくて、その逆?というか、現実の世界にネットの空間をかぶせる。今見ている現実の世界に仮想世界が入り込んでくる感じというのかな・・・。体感としてはポケモンGOよりモンハンの方がブーム感があったのだけど、今回のポケモンGOの登場には時代の潮目というか、ソーシャル系のやつにいつも乗り遅れる僕にも分かるくらいに未来を感じてしまう。テクノロジーの迫りくる感じある。ついにネット世界が現実世界に御光臨、というのかな。
発電所や公共交通機関へのポケストップ設置の削除依頼があったりとか、現実とネットの仮想現実が折衝されている感じが、輪をかけて肉感的に未来を感じてしまうのね。
どれくらい先になるかわからないし、もしかしたらそっちには発達しないかもしれないけど、スマホを通さなくてももっと簡単に見れるとか3Dとかになっちゃうといよいよな気がする。お化けの世界?目に見えてそこにいるんだから、生きているとか生きていないとか曖昧になっちゃって、AIとかロボットとかもそこに混ざっていって。
ポケモンGOのおかげで僕の頭の中の未来が大立ち回りしている。とてもワクワクしている。偉大だ、ポケモンGO。ポケモンGOをしていない僕にまでこんなにもワクワクの恩恵がある。うん。僕はもう十二分にワクワクしたので、ポケモンGOをプレイすることはない。おそらく。今は外がとても暑いし。
ごめん。僕の日記、更新するたびに交換日記感が薄れてしまっているね。なんかもっと日々のざっくりした感じをメインに、日々徒然なるままにタイプすることにするわ。これからもどうぞお付き合いを。